私が前職で教科書出版会社にいたときに、学習指導要領について学び、今の子どもたちが「思考力、判断力、表現力」を身につけることを目標としていることを知りました。
また、入試問題の作問や校閲をするにあたっても、選択肢を用意する問題や○×をつける問題ではなく、記述式、会話形式の問題などが多くなっています。
思考し、判断し、表現する力を身につけるためには、まず書かれている内容を正しく理解し、様々な見地からの考察を踏まえ、どう思ったかを相手に伝わるよう表現する訓練が重要です。
そのためには国語教育の充実を図ることが最も適した方法です。入学試験を実施する側から見れば、受験生がどのように思考力、判断力、表現力を備えているか図りたいという気持ちが強くなっていることはあきらかです。
子どもの教育に留まらず、社会に出て、仕事をしたり、人と関わって生きていく上でも、新しい企画を提案し、主体的に物事に関わっていく姿勢は様々な場面で高く評価されることになります。国語を学ぶということは社会人として活躍していくための基礎を身に付けることと同義なのです。
子どもの頃から書物に親しみ、そこに書かれていることを読み取ることで見識を深め、人に伝える手法を磨くことに慣れ親しんでおくことは、その人の一生をより充実したものにする一助となります。
もちろん、学習塾として受験を勝ち抜いてほしいですし、そのサポートが第一ですが、ただ単に受験の勉強に留まらず、社会人になった後もマニュアルや上からの指示がないと何も出来ないような人ではなく、広い視野を持ち、自分で考え、自分で自分の道を切り開いていけるような、これからの社会を生き抜いていくための指導を目標としています。
2.なぜ国語専門塾なのか?